プログラミング言語の歴史 Deep Dive
機械語の苦闘からFORTRAN・LISP・C・Java、そしてRust・TypeScript・AI時代まで——プログラミング言語70年の進化を、一次情報に基づいて全10章で徹底解剖。パラダイムの革命、系統樹、設計者たちの哲学、人気の力学、メモリ安全とAIの未来までを、正確なコード例と豊富なビジュアルで辿るシリーズ
目次
- 第1章 第1章: なぜ言語は生まれたのか — 前史と「世代」という地図 機械語・アセンブリの苦闘、Ada Lovelaceの予言、高水準言語が必要とされた理由、1GL〜5GLの世代論とその限界。70年の旅の地図を手に入れる→
- 第2章 第2章: 黎明期 — 最初の高水準言語たち(1950年代) Plankalkül・Short Code、FORTRAN(1957)、LISP(1958)、COBOL(1959)、ALGOL 60。Grace Hopperとコンパイラの誕生、4つの源流がすべてここから始まる→
- 第3章 第3章: 構造の革命 — 構造化プログラミングとGOTO論争 ALGOL 60の遺産(BNF・ブロック構造)、Dijkstra「Go To Considered Harmful」(1968)、構造化定理、Knuthの反論、PascalとCへの結実→
- 第4章 第4章: オブジェクトの時代 — OOPの興隆 Simula 67が生んだクラスとオブジェクト、Smalltalkの純粋OOP、C++(1979→1985)、Java。カプセル化・継承・多態という発明の系譜→
- 第5章 第5章: もう一つの系譜 — 関数型と型システムの進化 λ計算→LISP→ML→Haskell、McCarthyのガベージコレクション、Hindley-Milner型推論、静的vs動的、そして漸進的型付けへの収斂→
- 第6章 第6章: 言語の系統樹 — 影響関係と世代交代 ALGOL系・C系・ML系・スクリプト系の家系図、言語間の影響関係、そしてなぜ言語は廃れるのか——COBOL・Pascal・Perlの運命から学ぶ→
- 第7章 第7章: インターネットとスクリプトの爆発(1990年代) Python・Ruby・Java・JavaScript・PHPがなぜ1991〜95年に集中したのか。Eichの10日間、まつもとの幸福論、各言語の設計哲学の対比→
- 第8章 第8章: 人気の科学 — シェアはどう測られてきたか TIOBE・Stack Overflow・GitHub・RedMonkは何を測っているのか。その限界、Pythonの台頭、TypeScript首位(2025)、言語が普及し廃れる力学→
- 第9章 第9章: 設計者とガバナンス — 誰が言語を統治するのか チューリング賞の系譜、BDFL(Guido引退2018)、標準化(ANSI/ISO/ECMA)、企業主導vsコミュニティ駆動。そして愉快な命名秘話と名言集→
- 第10章 第10章: 現代と未来 — メモリ安全・AI・WebAssembly Rust・Go・Zig、CISA/NSAのメモリ安全言語推奨、AIが言語選択を変える時代、WebAssembly、Mojo。言語は収斂するのか多様化するのか→